舞台照明という分野 2
昔は、女性の旅はさぞ大変だったでしょう。
下着のかえを持たないで旅をして宿に着いたらまず洗濯をして、翌朝乾いた下着を着る習慣はこのときに身についたようで・・・
後に外国へ旅行できるようになってこの習慣が便利に生きています。
この頃は旅行をするのに「旅行者用外食券」を持っていないと、どこへ行ってもご飯が食べられなくて不自由をしたのを思い出します。
この頃の旅でわずらわしかったのは、ときどき汽車の中に警官が乗り込んできて行なう闇米の取締りでした。
スポットライトのリュックサックを毎回底まで調べられるのには困りました。
その後国鉄の復興が進んでチッキ(乗車券一枚について30キログラム以内の身の回り品2個まで客車に連結した手荷物車で旅客と一緒に輸送する制度)が復活してずいぶん楽になりました。
公演先の駅に着いたらまず劇場に挨拶に行きます。
一日の列車の本数が少ないから、向こう様は何時の汽車で着くかわかっているので、とにかくかくれん棒などの照明がある劇場です。