ツキを呼び込む
ミスター氏の麻雀はたしかにうまいし強いのですが、一緒にやっていて皆が楽しく、おもしろいです。
しかし、ミスター氏が"自分でつくようになろう"といいきかせていたというのは私にも初耳でした。
「そういえば、たしかに彼はどんなについていないときでも自ら麻雀を楽しくしようとしていたふしはあったな」
子供は遊びの天才であるといわれますが、彼らは自分たちで遊びをおもしろくしているのです。
自分でおもしろくしようとしなければ、何事もおもしろくならないし、逆にどんなつまらないことでも、おもしろくしようと努力すれば、おもしろくなるものです。
運のほうはそう簡単によくならないかもしれませんが、それでも常日頃"運がよくなろう"と心にいいきかせていれば、不思議にそれ以上は悪くなりません。
ミスター氏のスピーチがつづきます。
「私はいままで社員として、決してラッキーなほうではなかったが、不運になりそうになると、
"運がよくなろう。運がよくなろう"
・・・と呪文を唱えて、不運の底に落ちるのだけはくいとめ、途中から何回も這い上がったような気がしています。
いまの実感としては、そこそこに不運ではあったが、そこそこに悪くもなかったというところです」。